オリーブオイルのシフォンケーキ

皆さんこんにちは。
今日は、最近の試作続きで残った卵白を使ってシフォンケーキを焼きました。

最初に働いたお店で、初めて生地を焼くポジションになった時、朝一番の仕込みがシフォンケーキでした。
朝来たらとりあえず窯の火を着けて、もう頭で考えなくてもオートマチックにシフォンケーキをやるのが体に染み付くまでやりました。
とても大量なので、混ぜるのは手です。
出来たてツヤツヤのメレンゲの中に腕を肘の上まで突っ込んでワシワシと腕全体でというかもう体全体で混ぜます。
純白のメレンゲの中に黄色い生地を混ぜ込んで行くあの時が好きでした。
生地の仕込みは重いしでかいし、常に時間に追われていて、本当に大変でした。
しかし本当に勉強して、知識を持って意味を持ってやれば必ず生地は応えてくれました。
努力によって仕上がりが変わるという点ではとてもやりがいがある楽しいポジションでした。
粉を生地に入れ手で混ぜ込む作業は、一番急いでいて一番緊張感のある時ですが、腕を入れると卵の生地はいつも温かくて、甘い香りがして今思い出すととても懐かしくなります。
久しぶりに焼いてみてちゃんと出来るか不安でしたが、とろけるようなしっとりしたシフォンケーキが出来上がりました!

焼き目で見えないのですが、中は綺麗なオリーブ色になりました。
オリーブオイルの風味が思った以上に強くてびっくりでした。
写真撮り損ねたのですが、上にはミックスナッツと文旦のコンフィチュールをもりもり飾りました。
やっぱり、オリーブの香りとナッツ、柑橘の爽やかな苦味がとっても合いましたー♪



そして、今日はまた抹茶のタルトとチーズタルトを作りました。
チーズタルトはかなり濃厚に仕上げて、レモンをけっこう効かせました!
館長もお気に召してくれました♪
抹茶のタルトは形変えてみました!
この絞り方は、最初に働いたお店のモンブランの絞り方なのです。
久しぶりに出来るかやってみたくなってしまいました(^o^;)
やっぱり可愛いですね。
それでは、また。

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